徒然なるままに

理系大学生の日常、ためなるような話など思ったことを徒然なるままに書きます

電電B31Q

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 最近あっついですね。

さて需要があるとのことだったので前回と同じくレビューしていきたいと思います。

どうぞ履修に役立ててくださいね!

*例によって◎:必修、○:選択、△:文系教養でいきたいたいと思います。あと実験と研プロは書いてないのでご了承ください。【】内は前と同じく投稿者の点数となっています。

1.○ 電気電子材料(電電、月木1,2、2単位)【94】

 分極とか磁性体とかそういうのを扱う。半導体物性に近いのかと思ったが案外そうでもなく、誘電体と磁性体が主なテーマだった。課題が毎回出されるが、難易度は優しく先生も受講者の理解度をみているだけなので出さなくてもいいですと言っていた(成績に入っていたのかは不明)

 前半、後半、ともに丁寧な先生で非常にわかりやすかったと思う。自分的には面白かった。中間レポと期末レポがあった。記述が多く計算問題はあまりなかった覚え。点数は素点でついてるのかな?という印象。

2.○信号システム(電電、月木5,6、2単位)【99】

  内容としては電電4Qにある通信理論の続きのような感じ。フィルタ、通信システムとかそういうのについて扱う。講義の中でマトラボを使う演習があった。あと最後の方に実際に企業で働く外部の方によって通信システムの実際の応用方法などについて扱っていて個人的には面白かった。通信系志望じゃなくても取った方がいい内容ではないかと感じた。 

 課題は毎回出てきて結構な割合で成績に加算されていた。(特にマトラボ演習の比重が大きいので注意)テストは非常に簡単で一つミスるとかなり痛手になるようであった。(自分はミスった覚えがないが2点ほど引かれており、100をとれなくて悔しかった!)1つ注意点を挙げるとするならばスライドにたくさん式が出てくるのでそれを追うのが少し大変だったこと。ただ内容、楽さ的にお勧めできると思う。通信理論をとっていなくても履修できないわけではないと思う。(と思う…)点数はテストが簡単なため素点でついてると思われます。その点では渋いのかも…

3.○デジタル回路(電電、火金1,2、2単位)【97】

 and,or,nand,nor、カルノー図、JKフリップフロップなどその名の通りデジタル回路について扱う。電電学徒としては絶対知っていなければならないことの目白押しだと思うので履修して損は無いと思う。ただ去年から言われている通り講義の雰囲気がグダグダな感はあった。(先生自身がわからなくなっていて講義が止まったり…)あと扱ってる内容は大したことないのにわかりにくく書いてあると感じたスライドがちょこちょこあった。(スライド作成者と言われてる(?)mymt氏は分かりにくく教える天才なのだろうか?おっとだれかが来たようだ…)

 課題は毎回出てはいるが提出するわけではなく自習用という感じだった。中間レポートと期末テストがあった。内容はそこまで難しいものでもなかったがなんかウザい感じだった。こちらも素点でついているように感じました。

4.○パワーエレクトロニクス(電電、火金5,6、2単位)【100】

 昇降圧チョッパ、インバータ、コンバータ、整流器について取り扱う。4Qにある電気機器工学についてあんまりよく理解していない自分でも理解できた。内容はかなり電気回路に寄っており、回路に興味のある自分としてはとてもおもしろかった。先生も前半後半ともにいい先生だと思う。(後半については一度もリアタイしていないが…)

 課題は毎回出るがデジタル回路と同じで出さなくていい自習用となっている。成績は中間レポート、期末レポートによってのみつけられた。記述が多く、計算はほとんどなかった。そのため、自由度が高い課題であった。またその機器自体についての原理の説明を求められるものが何問かあり、ガチると割と地獄だった。(自分はそれぞれのレポートで5000字以上書いた)レポートのみなので素点だと思われます。

5.○機械の運動と力学(シス制、火金7,8、2単位)【86】

  1Q最大のしくり科目。実質落単。剛体の力学について扱った講義で課題を満点になるまで何回でも出せる(期限は流石にあるが…)上に丁寧に全員にどこが間違えてるのかフィードバックをくれるという科目。今年は対面での開講であり、教科書購入が前提(教科書を見ながら講義をする)であった。

 先生の人柄はかなりよく、点数の付け方をテスト1発か課題+テストの出来いずれかいい方を成績にすると言っていた。中間試験はなかった。期末試験の難易度は課題を少し変えた感じであったが、最後の詰めが甘かったので激渋点が降ってきたという感じ。普通にやってれば満点がくるであろう科目と言える。系外科目としては楽なのでお勧めできると思う。こちらはテスト、課題がおおむね楽であったので素点での採点ではないかと思われます。

6.○電子材料科学(電電、金3,4、1単位)【100】

 熱力学を扱った講義。だが厳密にはやらずお気持ち熱力学という感じ。1年の熱力学に近いものを感じた。

 課題は毎回出て提出を求められるが、なぜか講義終わりに答えを教えていた。(なにも言っていなかったがおそらく成績には入っていないと思われる。)この講義の先生は意地悪なのか知らないが講義資料の閲覧制限をかけており、毎回その日の講義が終わる12:30ごろには講義資料をダウンロードできなくなっていたり、課題の締切が講義終了後15分後だったりと色々ひどかった。この点においてはカスである。(そのため講義が終わってから講義資料をくれという人々が結構いた覚え。改善してくれsghr!)テストにおいても一般奇怪男性で、期末試験で採点するといいながら時間中に急に解き直しを提出すれば加点すると言い出したり…(解き直しの時には答えまでくれたが、またも閲覧制限をかけていた。この罠にかかった人はたくさんいただろう。)このように何もかもが一般奇怪男性である。だが、解き直しをすれば高得点がもらえたので楽に点だけ欲しい人にはお勧めである。(熱力学をちゃんと学びたい人はこの講義を取らず田崎晴明の熱力学-現代的な視点から-でも読みましょう。良書です。)観測した限り点数にかたよりがあった(60点台もいれば90後半もいた)ので素点じゃないかと考えられます。

 

 

終わりに

 しくった科目もあり、GPAが4を超えなかったのは心残りです。みなさんはこんな底辺界隈に落ちないようにしましょうね。

 電電はこのように楽な科目が多いです。今回紹介した電電科目はいずれも300番ですがいずれもアホみたいに点がきます。みなさん電電科目を取りましょう。

それでは最後に

#電電最高